新規開業(予定)者向けの無料のセミナーへの参加を申し込みました。
新規開業についてはまだ、詳細なプランが出来上がっていないのですが、
民間気象予報会社や気象庁が行っている一般向け予報で立ち向かっても
技術力やマンパワーの面でとてもかなわないので、正統派の気象予報
業務ではなくて、高度に進化した気象予報を一般ユーザーに分かりやすく
解説し提供する緩衝材としての役割を演じることができれば、と漠然
としたビジョンを持っています。
最近の気象予報はテクノロジーの進化とともに高精度で細分化が進んでいる。
特に気象庁では世界でもトップクラスの性能を持つスーパーコンピュータ
で予報を数値計算しており、同じような数値予報を民間で行うのは困難
な状況です。
また民間気象予報会社でも、独自で観測・解析できる大手の会社や、
地域に特化した詳細で専門的な予報を提供する会社も多く、それらに対し
差別化できるほどの予報を提供するには敷居が少し高い気がします。
またAI化が急速に進行しつつある状況において、人間が出す予報は
近い将来、AIにとって代わられる可能性は高いため、気象予報士の
経験やスキルの重要性は低下してゆくのではないでしょうか。
気象予報士は、気象予報の上流工程から下流工程にシフトしてゆき
いかにユーザフレンドリな情報発信者としてのスキルが重要になっていく
様になっていくと考えます。
私はその点に特化した気象予報士として活躍の場を得られれば幸い
と思い、新規事業のポリシにしたいと思います。
2020年10月4日
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