私たちの日常生活において、行動の意思決定を行う際に
気象情報をその判断材料にすることは多くあると思う。
気象情報もいろいろあるが、例えばその日の朝に天気予報
で雨が降りそうだと言っていた場合、外出する際に傘を持っていくか
どうかの判断材料にするだろうし、予想最高気温はその日の
着る服を調整する判断基準になりうるかと思う。
個人の日常で、日々の意思決定をする材料で気象情報が登場する
機会は多くあるが、企業や店舗運営にも気象情報が関与する
業種は少なくない。
企業などの場合、対象となる期間において、気象状況によって
顧客の動向が作用されることがあり、その日の売り上げが大きく変動
する要因になることがある。気温の動向一つで小売店での客足は
敏感に影響を受けるし、降水の有無等が加わればさらにその影響は
大きくなる。
私も実際に飲食店で働いていたことがあるのだが、客の嗜好や動向が
気象の影響をいかに受けるのか身をもって経験してきた。また
その経験から、どのようにすれば効果的に気象情報を利用し
店舗の経営に活かせるのかのノウハウを蓄積することができた。
そのようなノウハウは飲食店だけではなく、小売店やスーパー等でも
同様のことがいえるだろう。
予報結果をいかに日々の意思決定に反映させるか、気象情報をいかに
活用するか、そのエンジニアリングを私の今後の活動方針として
今後のArtOfWeatherの進むべき方向性としていきたいと思います。
2020年11月15日
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